子供のまま大人になりました
映画スパイダーマン3感想
サム・ライミ監督のスパイダーマンシリーズ最終章の感想です。

根暗オタクのピーターがグレる映画。
このグレっぷりが振り切れててひどいです。
無印でピーターはアングラ闘技場で賞金もらえなかった腹いせにわざと強盗を見逃したことで取り返しのつかないことになりますが、ピーター、それから全く成長していない!
ピーターはヒーローなんだけどほんとに人間として若くて未熟なところがあり、おじさんとおばさんはちょっとピーターを甘やかしすぎたんじゃないかと…
すぐ調子に乗る。誘惑に弱い。自分の都合ばかりを異性に押し付ける。
ピーターを見てると、恋愛の良い反面教師になるような気がします。
ハリーを傷つけ、MJを傷つけ、グウェンを傷つけ、エディを辱め、家主に八つ当たり、フランコを私怨で叩きのめすと、やりたい放題。
ある意味本作のヴィランはピーターなのかも。

それに比べてハリーの聖人ぶりがやばいよ。
前作ではピーターがスパイダーマンと知り困惑してたけど、いくら親友でも父の仇、高潔な父が自害するわけがないと信じ、なんやかんやでピーターを襲う2代目ゴブリンのハリー。
頭をしこたま打って記憶喪失になってしまいます。
ホワイトハリーはピーターのことを「命だってやれる」親友だと表現。
ハリーいい子…!!
舞台を降ろされ失意のMJを優しく気遣い、スパイディフィーバーにウハウハしてるピーターそっちのけでときめきメモリアうハリーとMJ。
相変わらず男の間をフラフラ病を発症してハリーと思わずキスしちゃうMJだけど、でも今回はわかる。
ハリーが優しすぎるから仕方ない!
3は主人公なのにピーターが変にかっこつけてるかグレてるかが多い映画なので、ハリーが3割増しでかっこよく見える。
そんな実はイケメンのハリー、グレたピーターによって顔に大火傷を負ってしまう…
ピーター少しは謝りなよ…
そんな酷い仕打ちを受けておきながら、最終決戦に助けにきてくれたハリー、優しすぎやしません?
ピーターとハリーのコンビ好きですけど、ハリーの懐が大きすぎると思う。
「命だってやれる」のフラグは回収しなくてよかったよ!!
なんやかんやでMJをモノにできたはずなのに最後はピーターに譲る、そんなハリーが好きです。

MJは相変わらず私の気持ちわかってよ!!みたいなところが女の嫌なとこ全開なんだけど、ピーター確かに鈍感だし、仕事がうまくいってないときに相手がプロポーズしようと浮かれてたら、うまくいかないだろうなって思う。
ちょっとこのすれ違いは勉強になりますね。
今回はMJはかなり酷い目に遭ってるので、いつもよりムカつき度が少ないかもしれません。

サンドマンとヴェノムはどっちもエピソードが薄味というか、ノーマンやオクタビアスのような愛され要素がいまいち少ないのが残念。
サンドマンの、ベンおじさんの正義の心がより強調されたエピソードはよかったですけどね。
でもサンドマンのしたことが許されていいのかなー。病気の娘がいたとしてもよ。
メイおばさんすっごく引きずってるみたいだし。
ヴェノムは原作ではダークヒーローで人気キャラのようですね。
エディは第一印象はそこまで悪くなかったのにそのあとがなー。
逆恨みもいいとこなんだけどなー。
エディは気の毒なキャラだから助かるのかと思ったけどそんなことはなかった。
サンドマンとヴェノム、足して2で割って1人のキャラにしてもよかったんじゃないですかね。
タッグバトルが見せ場だったんだろうけど…

最後に墓場で終わるのは無印っぽい。
グウェンはなんであの場に居たんだ…
2あたりからちょくちょく存在感を見せていたバーナードは、2人の主人を喪ってかわいそう。
彼はきっと屋敷で起こった全てを知っていて、それでも口をかたく閉ざしていたんでしょうね。
只者じゃない!どさくさに紛れてオズコープ社を乗っ取ってたりしませんように!

話の流れは1、2が好きだけど、3もよくぞまとめた!という感じはする。
最後がしっとり終わるのも、これはこれでスパイダーマンシリーズらしいかと。
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック