子供のまま大人になりました
映画スパイダーマン感想1
アマゾンプライムセールでめちゃくちゃ欲しいわけじゃないけど安いなら欲しいレベルのものを沢山買い込んでしまいました。

まずペンタブ。10年ぶりに板タブを買い換えましたよ。まだ届いてないけど。
本当は今買い直すなら液タブかなとも思ったんだけど、それは、私がこの板タブで上手に絵を描いてからの話ですな。

そして、ちょっと豪華な電動歯ブラシ。今のところ歯茎が刺激に耐えられず毎回血だらけになるけど歯がつるっつるになるので嬉しい。
なんかスマホと連動している優れもの。こんなすごい機能はいらなかったんだが。
彼氏曰く、外国メーカーの電動歯ブラシは替え歯ブラシがすごく高いとのこと。むむむ。
でもこれ使い続ければ歯医者のスケーリングいらずな気もするなー。

あとラジオペンチとかニッパーとかちょっと高いやつ買っちゃった。
必要に迫られてるわけじゃないけど、あると何かと便利なので。

そして好きな映画のDVDも買いました。
今回セールではアニメのDVDはいまいち欲しいものがなかったので洋画のDVDを。
ダークナイトシリーズとスパイダーマンシリーズを買いました。
あとはアンダーワールドシリーズとかも好きで迷ったんだけど…また今度の機会に。
私をアメコミヒーロー好きにした2シリーズ。
とりあえずしばらく見てなくてうろ覚えになってたスパイダーマンシリーズからおさらい。
DVD1〜3だけかと思ったらアメイジングの無印も付いてきたわ。
アメイジングもこのブログのどっかに感想書いてるけど、私はやはり初期3部作が好きさねー。

2002年の「スパイダーマン」は、私が初めてまともに見たアメコミヒーロー映画なのでとても思い出深いです。
今まで自分が触れてきたヒーローものと言えば、神様のお告げがあったり宇宙人に任命されたり、ごく普通の主人公がある日ヒーローになって悪を倒していく…みたいな始まり方が普通でした。
私がこの映画スパイダーマンの好きなところは、自分のせいで叔父さんを死なせてしまったことからヒーローになるところですね。
愛する人の死から始まる物語なんです。
主人公のピーターはそりゃもう未熟者で、科学オタクで、いじめられてて、好きな女の子にも10年以上ずっと想いを伝えられないでいるヘタレで、自分を心配してくれる叔父さんとも喧嘩してしまって、仲直りできないまま、自分がわざと見逃した強盗に叔父さんを殺されてしまう。
その強盗も、間接的に殺してしまうのです。
スパイダーマンは孤独なヒーローで、ヒーローとして正しい道を示してくれる人はいません。
だから、ピーターは自分で何が正しいのか常に考え、時に苦悩し、自分で決断を下すしかないのです。
私はそういう今まで見たことなかったヒーローの姿が新鮮で、すっかりファンになったのです。
ヒーローの苦悩なんてどうでもいい、面白くないという人もいるけど、私は全く逆で、単なる勧善懲悪ものではなく、必ず正義が勝つわけでもなく、全てがうまくいってるわけでもなく、手を汚しながら、いろんなものを犠牲にしながら、それでも自分の信じた道を歩んでいく、そういうヒーローに共感しました。

スパイダーマンシリーズとダークナイトシリーズは特にそこが共通していて面白いです。

さて、スパイダーマンの見どころと言えば、シリーズ通して恋の三角関係が重要であること。
主人公のピーターは、6歳の頃から隣に住むMJのことが好きで、高校も一緒だけど、その想いを伝えようとはしません。
なぜなら、彼はMJを雲の上の存在のように思っていて、とても自分が彼女に見合う男にはなっていないと思っているから。
ピーターのMJへの気持ちは、近しい間柄の人たちにはバレバレらしいです。
MJは、学園のマドンナ的存在で、物語開始時点で身体が大きく喧嘩が強い男子生徒のフラッシュと付き合っています。
MJの行動って同性の自分にも理解しがたいことが多く、暴力的なフラッシュを嫌ってそうなのになぜ付き合ってるのかも謎だし、そのあと言い寄られたハリーと付き合うも、実はスパイダーマンのことが気になってるの…とかのたまうし、ハリーと付き合ってる間なのにお礼と言ってスパイダーマンにキスしたり、最終的にやっぱりずっとそばにいてくれたピーターが好きとか言い出したり(しかも彼氏の父親の墓前で)尻軽と呼ばれても文句言えないです。
どうやらMJは酒乱の父親と田舎で2人暮らしらしく、母親は別のところで暮らしているよう。
愛情を受けて育ってこなかったから、男性に対して受け身な性格なんですかねー?
ずっと一途に想うピーターには申し訳ないが、MJはやめとけ!と言いたくなる。
1作目はMJを守りたいがため、ずっと友達宣言をしたピーター。
とりあえずMJはハリーとの関係を清算してください。
ピーターの親友ハリーはなかなか可哀想なキャラで、ハリーポッターで言うところのダークサイドに堕ちたロンみたいな感じかな(テキトー
ハリーはお金持ちのお坊ちゃんで、大企業の創立者である父親を尊敬しています。
が、ここも父親と母親の仲が悪いらしく、父ノーマンは母親は美人だったが金目当てだったと言ってます。離婚したのかな?
いかにも金と名誉が大事という感じのノーマンは、ハリーに愛情を注がず、また科学に秀でたピーターに目をかけます。
父親が名門校を追い出された自分よりも頭の良いピーターを見ていることに、ハリーは内心嫉妬しつつも、表向きは良き親友として振る舞い、ピーターへのあてつけなのかはわかりませんが、ピーターの長年の想いを知りながらMJと交際を始めます。
ハリーは主人公のたった1人の親友でありながら、シリーズを通して少しずつ仲がこじれていく、そういうキャラクターです。
ハリーもそこまで嫌な奴じゃないので、見るのが辛いです。MJが言い寄られたらすぐOKするのも悪いし。
父ノーマンも冷徹なところはありますが、内なるグリーンゴブリンにピーターを殺せと言われるとそんなことできない(´;д;`)と言ったり、敵ながらなかなか憎めないやつです。それでもピーターのおばさんを殺そうとしたのは許せんけど。
おばさんとの感謝祭でのやりとりはヒヤッとしましたねー。
ハリーは後々ピーターの敵となるのですが、この1作目ではまだピーターには親友としての友情、スパイダーマンには父の仇という憎悪を持っていて、同一人物だと気づいていない、というところです。

当時は2作目が1番好きだったんだけど、どうだろう。3作目までまた見返したいと思います。
週末
アニメふしぎ遊戯の続きを見たり、映画「ドリームガールズ」を見たりしていました。
この前母と美女と野獣を映画館で見て、同じ監督ということで結構期待して見たのですが、美女と野獣は繰り返し見たくなるけどドリームガールズは一回でいいかなぁ。

ミュージカル映画、そんなに苦手じゃないのでキャラクターがいきなり歌い出しても引かないけど、ドリームガールズは歌!ちょっと話が進んで歌!歌!また歌!という感じで、後半結構消耗します。
どのキャラクターもその歌声が性格をあらわしていようで嫌いじゃないんですが、その恋愛描写に不満。
あっちもこっちも恋愛してるのに、どのカップルも微妙でした。というかいつのまにかくっついてるんで…

壮大なラブストーリーが主じゃないんだけど、恋愛模様でいろいろ思ったところを書き出していきます。

・ジミーとローレル
若くてキュートなローレルを気に入り、アタックの末落としてしまう大スターのジミー。
奥さんの存在を知りながら、大スターに見初められたことで舞い上がり、いつかは結婚してくれるだろうと、10代から8年間ズルズル不倫してしまうローレル。
付き合い始めは子供だったローレルが、ジミーに別れを告げる時にはジミーよりずっと精神的に大人になっているのが印象的でした。
ジミーは黒人音楽を世界進出させる過程でカーティスに干されて最後は切り捨てられるかわいそうなおじさんですが、私生活もこの通りだらしないのがね…
ローレルはだらしないとこも含めてジミーを愛していたようなので、今度は幸せになってほしいですね。

・カーティスとエフィ、カーティスとディーナ
カーティスは女性を見る目はあるんだろうけど、恋愛対象というよりは、商品価値を見る目があるんだろうなと思いました。
優しい言葉をかけたり、俺を信じろと言ってみたり、最初は頼もしいおじさんなんだけど、結局その行動に恋愛感情はないのかなと。
特にディーナに対してはかなり束縛してました。
プライドが高く感情的になりやすいエフィには優しくなだめすかして、控えめでそこまで自己主張しないディーナには自分の描いている理想をガンガン押し付ける、私が映画を見ていて浮かんだのは「モラハラ男」でした。
エフィは良くも悪くも単純そうなので、容姿や歌の才能を褒めてくれたからカーティスに惚れたんでしょうが、ディーナはどうしてカーティスと結婚までしちゃったんでしょうかね?
私は、エフィが脱退する時点で、貞淑なディーナがカーティスと寝てたとは思えないんですけど、そこのところどうなんですかね。
結局カーティスと結婚してるので、カーティスがディーナを気にいるようになったことと、ディーナがなんやかんやでそれを悪く思ってなかったことは間違いないと思いますが。
ディーナからすると、カーティスはデトロイトでくすぶっていた自分を知らない世界へ引っ張りあげてくれた恩人だし、恋心を抱くのはまぁ自然なのかなぁと。
ディーナも結婚後大人になり、自分がカーティスにとって単なる商品でしかないことに気づいたんですね。
カーティスは手段を選ばなかったことで成功を手に入れますが、周りの人間が離れていき、最後には裏切られる、それでも懲りずに商業至上主義を貫く、そんな人間でした。
悪者扱いされることもあるけど、彼がいなければドリームスはここまで来れなかっただろうし、彼もまた「ファミリー」の一員であったからこそ、あのラストなのかなと思います。
エンディング後は、娘の存在を知って、エフィとどうにかなるんでしょうかね?
ディーナとはもう修復不可能だと思うんで。

・C.C.とミシェル
果たしてこのカップルに意味があったのかはわからないが、ファミリーとはつまりそういう意味でもあったのだろうか。
なんか男と女が集まったらカップルがあっちこっちでポコポコできますよみたいな感じがあまり好ましくなかった。
先輩歌手、プロデューサー、作曲家(作詞家)がレコード会社の売り出し中の商品に手をつけてるんですよね。
とんでもない世界だよ。
冒頭でカーティスがジミーにバックコーラスに手を出すのやめろって言ってたけど、おまえも似たようなことしとるやーんと思いましたよ…

ストーリーに深みなんてなくて歌だけ聴けばいいと言うなら、映画じゃなくてもいいって思う。
このモヤモヤは舞台でコーラスラインを見た時と同じかなぁ。
歌はいいんですよ、歌は。みたいな。

トゥルーマン・ショー
2年前にも同じく感想書いていますが…

大学の講義で見て以来大好きな映画です。
今日職場の同僚に話の流れでおすすめしてしまって、おすすめしても大丈夫だったかな?とDVD見返してみた。

私はトゥルーマンショーの構成とか設定とか人間関係が気に入っていて、特に最後に対決することになるクリストフというキャラクターが好きなのです。

主人公のトゥルーマンはとても人間くさくて、弱くて強い人です。
とにかく優柔不断な性格で、情に流されるし、弱点克服できないし、周りの言うことはついつい聞いてしまうし、ヘタレなところを挙げたらキリがない。
だけど、誰もがトゥルーマンに不可能だ、やるわけない、そんな度胸があるわけないと思われていたことをやってのけて、予想を裏切る。
この映画はトゥルーマンが最初の大きな一歩を踏み出す成長の物語です。

そして、対するクリストフという人間は、テレビ番組の監督であり建築家であり、トゥルーマンという人間を創り上げた創造主であり、トゥルーマンにとっての親であり、神である存在。
演出の才能ばつぐんで、俗世を嫌い、自分の創った箱庭で心血注いで育てたトゥルーマンを、誰よりも「愛している」。
クリストフはこの映画を繰り返し見るほど、悪いヤツだとは思えないんですよ。
彼はトゥルーマンがシーヘブンという自分の創った楽園で、デスクのあるオフィスで働ききれいな奥さんと一生を過ごすことがトゥルーマンの幸せと信じている。
トゥルーマンはもともと名もなき孤児だということが後半で明かされます。
そこに両親を用意して、大学まで行かせて、普通の幸せを与えてやったと、クリストフは思っている。
1つ目の誤算は、トゥルーマンの恋心。
2つ目の誤算は、トゥルーマンが初恋の相手を結婚した後も忘れず探し続けたこと。
クリストフは綿密な計画を立てて、どんなイレギュラーも機転を利かせて美談や演出にしてきたけれど、最後にトゥルーマンが言った通り、頭の中にはカメラはないということなんでしょう。
トゥルーマンの「本心」にまでは、クリストフはたどり着けなかったのだと思います。
また、生まれた瞬間から見守ってきたとしても、自己と違う個体とは同一ではない。
クリストフの考える与えてやった幸せは、トゥルーマンの考える幸せではなかったんです。
ある意味親離れ、子離れの話だと思ってます。
最後にクリストフはトゥルーマンが死ぬんじゃないかってくらいめちゃくちゃかましますが、反抗期の親子のバトルみたいだなって。
30才にして、やっと親に刃向かったんですよトゥルーマンは。

さて、ここまでは普通に映画の感想なんですが、いろいろな考察を読むと、結構エグい話なんだよねトゥルーマンショー。
トゥルーマンは大学でローレンという女性に一目惚れしますが、ローレンは話しかけると不自然すぎる退場、後に妻となるメリルの不自然な猛アタックによりなし崩し的に一緒になります。
トゥルーマンショーの世界では、トゥルーマンは台本で決められた相手と恋に落ち、結婚しなければならない。
トゥルーマンとしてはメリルのことは別にどうでも…メリルがなんかめっちゃ俺のこと好きだから…みたいな感じで結婚まで行ってしまった感があるのですが、後々メリルは自分の心に嘘をついてトゥルーマンと結婚したことが明らかになります。
メリル、というか、「メリル役の女優さん」というキャラクターは実はものすごくタフなんです。
トゥルーマンのことは好きでもなんでもないのにそういう役割だから猛アタックを仕掛け、結婚し、家と車のローンでトゥルーマンを島に縛り付け、赤ちゃん欲しいのと迫り、多分やることやっちゃってるんでしょう。
メリルという妻役を演じるだけにしてはものすごくハイリスクで、人生を懸けてしまってる。
当然メリル役以外の自分の時間なんてほとんどないでしょう。
ニューダンガンロンパV3が命がけのリアリティショーなら、トゥルーマンショーの出演者は人生をかけたリアリティショーに出てるわけだ。
上のことを踏まえても、メリル役の女優さん役の女優さん(笑)きれいなんだけど最初から最後まで怖いです。
あのまま結婚生活続けてたら、時期が来たら妊婦(役)になったり母親になったりしてたんだろなぁ。
もちろん赤ちゃんは2人の子供じゃないんだろなぁ。子役とか。
そしてあるときから最後までメリルは登場しない。
そこもまたフィクションっぽい。
おそらく出演できないものは世界からなかったことになるんでしょうね。

あと親友「役」のマーロンも怖い。
彼はクリストフから直接セリフを指示されていたり、かなり重要キャストなんでしょう。
おそらくトゥルーマンが一番信用していた人間でしょうから、優しいセリフも全部クリストフの入れ知恵だなんて知ったらショックすぎる。
でも、なんやかんやでトゥルーマンはマーロンに話さずに脱出を決行したので、どこかでマーロンの正体にも気づいていたのかも。
マーロンの島が一番、出て行くなという遠回しな物言いに、何か感じ取ったのかな。
トゥルーマンが行方不明になり、笑顔で話しかけてたおじさんたちが「あのバカはどこだ!」って血眼で探してるの見るのはなかなかショッキングな映像でした。
エキストラたちからすれば、毎日お膳立てし続けてるようなもんだから鬱憤もたまるんでしょうけど。
私は最初にトゥルーマンがお父さんと再会したときのお父さんの様子(大きくなった息子の顔を優しく触って確かめていた)がすごく好きだったので、そのあとただの俳優としての役割を全うしててため息出たよ。
まぁプロデューサーとかにお金積まれたんですかねぇ…そういう黒そうな事情も沢山ありそうだ。

現実世界で生きる私から見ると、こういう作り物の世界、作り物の妻、作り物の親友というものがすごく怖く思えるけれど、そういう世界に生まれ育ったトゥルーマンからすると、外の世界のほうが奇妙で恐ろしく不可思議なのかもしれない。

なにげにクリストフさん以外のTVスタッフさんたちもキャラ立ってて好きです。
皆それぞれトゥルーマンを愛してるんだなって思う。
もちろん視聴者として映る人々も、愛おしい。
トゥルーマンの別れの挨拶に、飛び上がって喜ぶ人々。
対して喪失感で呆然とするクリストフ。

外の世界に出ることが、本当に幸せなのか?
ダンガンロンパV3じゃないけど、箱庭系の話ではよく出てくる。
トゥルーマンは優柔不断だけど、探究心は最後まで忘れなかった。
視聴者はトゥルーマンの弱さを愛していたとともに、その殻をぶち破って一皮むけてほしかったのではないかと思う。
だから、トゥルーマンが外に出て喜んだ。
生中継が終わり、すぐ他のことに興味が移っていくのもなんだか皮肉。
トゥルーマンにはシルビアがいるからきっと大丈夫…!
トゥルーマン戸籍ないんじゃね?とかいうのはフィクションなので野暮なんですかね…
まぁ外に出たということが大事なんですが。

やっぱりいろいろ考えて面白い映画です。
映画「バトルロワイアル」感想
昨日耳すまを見逃したので何か映画見たいなーと思って。
Amazonプライム会員であることをやっと活用して、2000年の映画「バトルロワイアル」を見ました。

今回初めて見たんだけど、10年くらい前からやたらウィキペディアを読み込んでるので、実は結末は知ってたり…
でもまぁ楽しめましたよ。

私が子供の頃は悪い意味で有名になったこの映画ですが、今見るとキャストがとにかく豪華なんですよね。
その頃10代から活動していた俳優さんが沢山出ていて、後々主役級になったりとか。
藤原竜也さんはバトロワに出てから、常に死の危険にされされてる役ばかりやってる気がします(笑)
新撰組!好きとしては、藤原竜也さんと山本太郎さんの共演も見所。

原作の小説は読んでないので、クラスメイト40人超なんてとても覚えられそうにないなと思いましたが、印象的なキャラクターはすぐ覚えられて、なかなかわかりやすく作られてた気もします。
メインキャラは、主人公の秋也と典子、協力者の川田、追い剥ぎガールの相馬、なんとなくいいヤツ杉村、いいヤツかつできるヤツ三村、一言も喋らない殺人狂の桐山、そしてゲームマスター役のキタノ。
千草も印象的なキャラクターでした。

すごくベテランの監督の作品だったので、どんなノリなのかビクビクしながら見たんだけど、全体的には、軽いですね。
修学旅行中に拉致されて、1年の時の担任キタノが現れて、「ちょっと殺し合いをしてもらいまーす」って、この軽いノリを絶対ダンガンロンパは参考にしたな…
その後のうさんくさいビデオも、最近のデスゲーム系作品の先駆けって感じがしました。
ノリのいいおねえさんがルールを懇切丁寧に教えてくれます。
はぁ…何言ってんの…?頭おかしい…という中学生たちの反応…
いきなり逆らって、見せしめにサクッと殺されるのも最近じゃよくある展開。
なんか昨今のデスゲーム系の作品はバトロワにかなり影響されてるんだなぁと今更ながら。

んで、ゲーム開始から、延々人が死ぬのを見るわけですが…
てか映画の最初から親父の首吊り自殺見せられてすんごくブルーになる。
電源コードとか衣類とか、生活臭満載の汚い部屋がなんかやだ。
よくもそんな場所でそんな格好で死ぬ気になりましたね。
いやもう死ぬから場所とか格好とかどうでもいいのはわかるんだけど、遺された人間は一番見たくない姿だよね。
秋也ガンバレ!!ってトイレットペーパー?に書かれても、がんばれねえよ。
映画見る限りでは、秋也の親父さんは就職できなくて鬱になって首くくっちゃったんですかね。
レストラン行っても(お金がないからか)なかなか注文できない場面とか、もうねー、胸が痛い。

んで、次にショッキングな出来事としては、施設で一緒に育ったノブくんの爆死よ。
イキってたときに先生のお尻をナイフで傷付けたのはドン引きしたけど、よく見るとかわいい顔してる…
ノブくんは典子が好きだったけど、典子は最初から秋也が好きだったみたいですね…
てか秋也はこのクラスでモテすぎじゃない?

今作のヒロインであり、学校ではいじめられてたものの、ゲームマスターキタノから寵愛を受け、死んだノブくんに想いを寄せられ、イケメンモテ男の秋也に命を賭して守られ、それを見て絆された川田も一生懸命気にかけて守ってくれるというバトロワ孤高のプリンセス典子。
映画では守られっぱなしのヒロインでしたね…
キタノの寂しさや絶望を理解していて、それ故に執着されることになったんですかね。
確かに典子はかわいいんだけど、型にはまったヒロインという感じがしました。
泣いたり笑ったりしないからかな?
千草や相馬のほうが見せ場多かったね。

殺し合いを盛り上げるために呼ばれた「転校生」2人は両極端で抜群の存在感。
どう見ても中3ではない川田は、3年前のバトロワの優勝者。
前回愛する人を守れなくて、復讐の機会に燃えている。
秋也と典子に過去の自分たちを重ねたのか、助言してくれたり、後半はずっと行動を共にしてくれたり。
頼り甲斐があっていいヤツなんですよ。
もう1人の転校生、桐山は、なんと作中では一言も喋らない。
ある意味人間というよりは、殺人者という肩書きのマシンのよう。
誰かの前に現れては、必ず殺す。
誰よりも殺してるので見せ場は一番多かったです。
彼はなんだったんでしょうね。快楽殺人者?

映画を見ただけではあまりよくわからない、杉村と千草の関係性。
スポーツ少女の千草を、杉村はサポートしていたけど、杉村には他に好きな女の子がいたようで。
千草のセリフは漫画っぽいんだけどかっこよかったですね。
映画見る前は栗山千明が殺人ガール役だと思ってたんだけど、柴咲コウでしたね。
千草は普通の、凛とした女の子でした。

柴咲コウ演じる相馬はなんていうか悪女というか、救いようのないところがありました。
こんなのクラスに居たら無理…
家庭環境とか、いろんな事情があるとは思いますけど、人は殺しちゃダメよ。
彼女は生き残りたかったのか人を殺してみたかったのかどっちなんですかね。

三村は出番も多く、いいヤツだったのでもっと粘って欲しかった(笑)
最後に軽トラ爆破したのはなんで?
塚本高史ってどんな役でもなんとなくいいヤツに見えるからずるい役者さんだと思う。
栗山千明と塚本高史は特急田中3号で共演してましたね。

メインキャラ以外のところは…まぁ、単に自殺した人とか、桐山にサクッとやられちゃった人とか、疑いあって殺しあった人たちとか、いろいろ居たんですけど、あの、正直なところ、怖いとかいうより、笑ってしまって…
えげつない死に方した人も沢山いるんだけど、毒入り料理のくだりとか、ベタすぎて笑ってしまった。
その後の女子たちがファイトするところ、皆金切声でなんか叫んでるんだけどあまりよくわかんない(笑)
毒入れた張本人は生き残っちゃうのが皮肉。結構かわいかった。
見せ場があるキャラクターには、やっぱり演技が上手くてルックスが優れている俳優さんが当てられてるんだなぁと思いました。
結構、その他は学芸会感があったかな…

映画独特の演出としては、ところどころ入る字幕のセリフが謎でした。
ここで泣けというサイン…?
なんかこの演出だけが、昔の映画のようで、浮いてるなと。
いや、いいセリフばっかりだったけどね。
でも、散りゆく生徒たちに思いを馳せるには、尺が足りない。
千草や杉村や三村はいいキャラだと思うんだけど、死んで惜しいと思うほどよく知らない。

あと、モブ生徒たちもそうなんだけど、杉村や桐山やキタノたちの「事切れ方」がなんかヘン…
あっさり死んだり死んでなかったり長々喋ったかと思ったら死んだり。
キタノとかいきなりすぎて笑っちゃったんですけど。
意図してやってるんだろうけど、歩けて普通に喋ってた人間が、ポクッと逝くんですかね?
この映画には機関銃乱射のシーンが沢山出てくるんだけど、機関銃ってそんなに威力弱いの?
お腹撃たれてもピンピンしてる人が結構いらっしゃる…
そんなわけで、後半になるとこれはもしかすると絶対に笑ってはいけないバトルロワイアル…!?と思いながら見てました。
物語が持つメッセージ性はあったと思います。
が、本編のほとんどが主人公の目に見えてない殺し合いを延々見せられるので、退場していくクラスメートをカウントすることしかできない。
私はもうこの年齢で見たので特に過激だなとかは思いませんでしたが、10代の頃に見てたらやっぱりショッキングな映像だっただろうなと。
流血シーンが多いんでね。
子供がどう生きていくのか、というのを考えるより先に、人を殺す、友達を殺す映像って印象が残ってしまうかもしれません。
いろいろ批判浴びたけど、今だってセーラー服の女の子が血まみれでチェーンソー振り回してるような作品あるよね…悪趣味すぎて見る気しないけど。

もっと主人公にはキタノとぶつかり合ってほしかったなぁ。
大人をなめるなって言うなら、子供をなめるなって言い返してほしかったよ。
あの世界の未来は良くなったんでしょうか。

…映画バトルロワイアルには続編がありますが、なんか散々な評価なので駄作と割り切って見るかなー。
ダメな続編ってやつかなー。








ズートピア2周して感想
字幕版だと結構セリフのニュアンスが違うらしいので字幕版でも見てみました。
てかウェーゼルトン(でしたっけ?笑)とベルウェザーの吹き替えがそのままそっくりと気付いて驚いた。
ベルウェザーの吹き替えは竹内順子さんだけど、ちょっとかすれた感じの低めの声がそのまま再現されてたんだー。

2周目だといろいろ気づけたところも多く、更に楽しめました。
吹き替え版がどうだったのか忘れたけど、ジュディがニックに警官の応募用紙渡すとき、字幕だと相棒になってよって言ってるのね。
連続ドラマ化希望。

あとちょこちょこ他のディズニーのセリフをパロってるところがあることに気づいた。

字幕だとニックが32歳なのも本名がニコラスなのもわかりやすいですね。

最後のニック萌えなセリフ「俺のこと好きなんだろ?」は英語ではloveを使ってますが、これはズートピア好きな人達が真意を知りたいのか熱心に調べたらしく、同性や親友にも使われるloveなんだとか。
正直、私は恋愛でも友情でもどっちでもおいしいと思います。
ラスト時点では、とりあえずは唯一無二の相棒なんだよ!
ニックが「(ジュディを)食べる」って言うとこと演技で首に噛み付くところに勝手にときめいています。ディズニーは狙って作ったのか知らないけどなんか良いと思います。

私はベルウェザーかわいいけど性格悪そう…とか思いながら見てて、ディズニーは割とヴァランが意外なんだけどわかりやすいように作ってますね。表情や演技で。
ラプンツェルとかはもう見た目からして邪悪なママンで、アナ雪やベイマックスは消去法というか、別に豹変しても驚かないというか。
見せ方がうまいなぁと。

各キャラクターが本当に好きです。
ボゴ署長が後半になると可愛く思えます。
続編があれば是非見たいなぁ。
別にニックとジュディの結婚式短編でもいいよ。