子供のまま大人になりました
漫画を語ろう
久々に超個人的に語りたい漫画を紹介します。
これを読んで手にとってもらえたらいいなーとは思うんですが、なんせ最近の漫画ではないのでノリが合わないことも多々あります。

今回は少女コミック、通称少コミで連載されていた漫画を3つ紹介。

①バトルガール藍

作者…飯坂由佳子
連載時期…90年代前半くらい
ジャンル…バトル、超能力、変身ヒロイン

単行本もう持ってなくてだいぶ読んでないので内容もかなりうろ覚え。
愛蔵版や文庫版出てるような気もしますが、元々の単行本は全7〜9巻です。

内容はザ・90年代という感じですが、なぜかアニメ化はしなかった。
まぁちょっとお色気要素があるからかなー?

怪力ヒロイン・藍と線の細い謎の多い美青年・凌(しのぐ)がコンビを組んで、悪の組織ブラック・リザードと戦うお話。
一応変身ヒロインものだけどコスチュームは自作(しょっちゅう戦いで破れて作り直している)でカードキャプターさくら方式です。
次々に現れる敵の幹部がことごとくイケメンです。
ヒーロー役でありコンビを組んでいる凌は元ブラックリザードの一員であり、ムチの使い手。
うん、やっぱり絵面的にアニメ化は無理だったんでしょうかね…
話の流れ自体は小学生〜向けなんですが、しょっちゅう服が破れたりアブナイ目にあったりするのがいかにも少コミな感じです。
飯坂先生は後々ちゃおに移籍するんだけどちゃおでもちょっとお色気路線でした。
(キューティーハニーFのコミカライズとかしてた)
私はバトルガール藍に出てくる一条さんがすごく好きで、また読み返したくなるのも一条さんがまた見たいからだったりします。
一条さんは敵なんだけどすごく優しくて包容力あってイケメンなんですよ…
ヒロインの各務藍は射手座のO型で自分と同じだからすごく親近感があったんだけど、漫画だと単細胞の中の単細胞なので射手座のO型のイメージって…と未だに思う…


②ふしぎ遊戯

作者…渡瀬悠宇
連載時期…90年代前半〜後半
ジャンル…異世界ファンタジー、バトル

おそらく90年代で少コミのヒット作を挙げるなら必ず挙がってくる作品でしょう。
連載期間も長く(どうやらアニメ化したときに漫画も続けることになったらしい)、アニメも2000年代までコンスタントにOVAが作られ、スピンオフ(といっていいのかわからないけど)の玄武開伝が連載できたのも、ふしぎ遊戯がヒットしたからでしょうね。
結果的に玄武開伝は10年近く連載してたようですが。
受験生の美朱・唯が古代中国の小説世界に入り込んでしまって、それぞれすれ違いがあって朱雀の巫女・青龍の巫女となり、国同士敵対してしまう…という話。
ファンタジーの世界に迷い込んで主人公とイケメンが恋におちる…っていうのは他の作品でもよくある気がしますが、同じように親友が迷い込んできて結果的に敵になるっていうのが独特ですね。
全体的にアニメ向きの設定だったとは思いますが、唯が暴漢に襲われそうになるとことか鬼宿の家族皆殺しとか割とそのままアニメ化したのはちょっと驚いた。
当時は今より規制がゆるかったとは思いますがそれにしたって攻めてる。
原作でいやいや主人公の美朱ちょっと自己中すぎんだろってところとかはアニメで少しだけ直されてる箇所もあるのだけど、それでも結構嫌いなヒロインとして名前が挙がってしまう美朱。
美朱の性格が悪いんじゃなくて、七星士たちの性格がイケメンすぎるんだよねと思うことにしました。
声優も豪華なのでアニメのほうが盛り上がっていたかもしれません。
なんとなくの感想だけど、この頃の少女漫画は主人公自己投影型が主流だった気がします。
主人公は元々特別な能力がない普通の人間で、ひょんなことから特別な立場になり、周りから守ってもらうようになるという…
ふしぎ遊戯の場合美朱と鬼宿以外のカップル(カップリング)ってそこまで詳しく描かれないしね…

③覇王♡愛人

作者…新條まゆ
連載時期…00年代前半
ジャンル…まゆたん、香港マフィア

もはやタイトルより黒龍のカンフー(を元ネタにしたコラ)とかのほうが有名になっている気がします。
でも、あれをネタにする前に9巻全部読んでほしいよね。
いや読んでも合う合わないがあると思うけどね。
まゆたんの快感フレーズのヒットのおかげで、少コミは過激な作品が増えていきます。
なんやかんやでバトルガール藍とかふしぎ遊戯ではギリギリ路線を走りつつ、一線を超えることはなかった。
でも00年代は超えてなんぼという感じ。
正直、覇王愛人がどうして9巻まで続いたのかずっと気になってたのだけど、おそらく、少コミはこの路線を求めていて、読者にもこの路線が1番ウケていたからではないかと思います。
話の流れとしては、ごく普通の苦学生、来実が助けたのは香港マフィアのトップ、黒龍で、何もわからないまま香港に拉致されてしまう…という話。
特に目的とかはあんまりないので流されるまま流れていっちゃう感じかなぁ。
香港マフィアを題材としているものの、見る人が見ればツッコミ所が多く、「なんとなくマフィアっぽい感じ」しか描かれていないのですが、要は香港マフィアはちょっと悪そうな雰囲気を出すための設定であり、そこまで大事ではないのです。
少コミ読者も本格マフィア漫画を読みたいわけじゃないだろうし。
この描きたいものだけを描く感じ嫌いじゃないんです。
バトルガール藍やふしぎ遊戯でも見られるのだけど、ヒーロー以外の男性もなんとなく主人公に惹かれていく描写が覇王愛人にも漏れなくあるのですが、なんか違うと言えば覇王愛人の場合恋心を抱いている人と身体に興味がある変態がいることでしょうか。
そう、覇王愛人には味方も敵も変態が多いのです。
一応味方?の人々、ヒーロー役なのに人の愛し方を知らない黒龍、女の格好をして女として振舞っている火龍(ふし遊の柳宿のパクリとか言っちゃダメ)、ヤンホモでドMメガネでネタに事欠かない風龍、ドS医師の水龍、あと、なんか影が薄くて全然出てこない土龍。
まぁあの、黒龍を単なるいい人として描いていないということが、ラストに繋がってくるんです。たぶん。
人を殺して生きてきた人が、フツウの幸せを手に入れられるのか?というのが、この漫画のテーマなのかもしれません。
ちなみに、バトルガール藍やふし遊では人殺してるけど幸せを掴んでます…
やむなく死なせちゃったのはしょうがないけどね。
正直共感できるところが少ない漫画ではあるのですが、今でも繰り返し読んでしまう麻薬のような作品です。


タラレバ
東京タラレバ娘、ドラマと漫画を見比べながら楽しんでいます。
タラレバ娘は「周りの実在の人を登場させて漫画の中で貶す」ギリギリのラインを走っている漫画だと思います。
ドラマでは、作者のあとがき、おまけ漫画がないから、アラサーあるあるwとか言って笑えますが、あとがきとおまけ漫画を合わせて読んだら結構見方変わります。
作者はヒモザイルでも自分のアシスタントを漫画に登場させて問題になりましたが、タラレバに出てくるメインキャラの香、おまけ漫画によると、モデルとなった人のプロフィールをかなりそっくりそのまま持って来ているのに驚いた。
名前、職業、見た目、実家暮らしであること、ここまで一緒だと、香のセリフや性格、恋愛観まで実話入ってるんじゃないかと疑う。

倫子のモデルも実在の人物なんだろうか…
タラレバ娘を読んでいてちょっと気になったことがあって、主人公・倫子と脚本家という職業のこと。
倫子は実在する海外ドラマSATDを見て脚本家を目指し、ラブコメを得意としてネットドラマなどの脚本を書いている設定。
映画も好きで、アメリやブリジットジョーンズの日記に詳しい様子。
私は上に出てくるドラマと映画見てないんだけど、まぁ、いわゆる女性向けってやつかな…?
んで、倫子は脚本家目指す後輩には、いろんな映画を見ないと薄っぺらい脚本しか書けないよと力説する。
ある日、映画バーを1人で経営する男性奥田と出会い、好きな映画で意気投合して付き合うことになる。
しかし、倫子は最初は心地よかった彼との会話も、自分が興味がないジャンルの映画を勧めてきたり、古い映画の女優の髪型をリクエストされたり、だんだんと合わせるのが辛くなって耐えられなくなるようになる。
倫子は会話がしっくり来ないという一点がどうしても「妥協」できず、彼との別れを選ぶ。
…という話があるんですけどね。
この中に奥田さんがダークナイトを嬉々として見せるんだけど、倫子は男は好きだけど女にとって面白くない映画No.1とか言うんですよ。
ダークナイト今まで見た映画の中で3本の指に入るくらい好きな私は衝撃受けました。
確かに長いけど何回見ても面白いからDVDまで買ったがな…
そうですか…女受け悪いんですか…
そういえば、これで「東村アキコはダークナイトを漫画の中でボロカスに批判した」って問題になってたのを思い出しました。
私も、最初読んだときはそう思ったんだけど、レビューとかでは、東村アキコがダークナイト嫌いなわけない、あれはSATDなんて薄っぺらいドラマを見て脚本家を目指しダークナイトの良さがわからん倫子のへっぽこ脚本家ぶりを表してるんだ、って意見もあったのですよ。
うーん、そんなの、どっちかわからんよー。
つまり、本当は作者はSATDはダメでダークナイトこそ至高だと思ってるってこと?
主人公が言うこと≒作者の意見だと思っちゃう。
確かに、タラレバ娘って普通の漫画と違って、ほら!そうやってすぐ女子会する!だからあんたら(主人公たち)はダメなんだよ!っていう、作者が主人公たち(とそのモデルになった人々)に鋭いツッコミを入れる、そういう漫画なんだけど。
主人公たち3人を、ダメに描いてるのは間違いないんだけど。
この話だと「妥協」とかね。まずそんな考え方だから主人公はダメなんだよ、あんたらもう選べる立場ですらないからねって言いたいんだと思う。
だからって、面白い映画をダメな主人公が面白さをわかってないって表現、しますかね…わざわざ…実在のタイトルまで引っ張り出してきて。
あとがき漫画を読むと、作者は男と行くならまだしも、女とおしゃれカフェに行って何がいいのかわかんない、カフェのごはんは高くておいしくないとかはっきり書いてて、それは本当においしいカフェごはんを食ってないからじゃないの?とかツッコまれそうな内容だなぁって思った。
まず男と行くならまだしもって何やねんと思いました。
おしゃれカフェ、誰と行ってもいいではないの。
あとがき漫画がこんな感じだから、本編もそういうノリでもおかしくないんじゃないかと…
だって、本編とあとがきが差別化されてる気がしない。
それこそ奥田さんじゃないけど、価値観の押し付けみたいに感じる…
あとがき読む限りは、東村さんの周りには、先生先生私どうしたらいいですかと慕ってくれる人ばかり集まっているようだし…
そこはずっとモヤモヤしながら、7巻まで読んだ。
これ、ちゃんと終わるのかな……?
ドラマは綺麗に締めそうだな…
青楼オペラ 1〜4巻感想
久々に少女漫画を読みました。
これは当たりだと思いました。

ベツコミの青楼オペラ(せいろうオペラ)という漫画。
吉原花魁ものですが、ドロドロ暗いものではなく、切なくてキュンとする普通の少女漫画です。
武家の娘から吉原に堕ちたヒロインと、客でありながらヒロインを吉原から抜けさせたいと奔走する商人(高利貸し)の息子が、ヒロインの家の再興を目指すお話。

まず、この作品はツッコミどころ満載のなんちゃって花魁感がなく、かと言って時代小説ばりの堅苦しさ皆無で、読みやすく理解しやすい少女漫画に仕上げているなと思いました。
花魁もののTLいくつか読んだことあるけど、この作品は少女漫画のルールにのっとって描かれているのでやはり違う。
ヒロイン今の所扉絵以外で肌を見せてない笑

ヒロインではなくヒーロー役が身分の違いに思い悩むというのもなんだか新鮮。
これで自信満々の俺様ヒーローが相手役だったらありきたりなんだけど、お金持ちで頭が切れて、でも悩み苦しみながらヒロインを一途に支えるっていうのがいいですね。

ヒロインの婚約者が最初にちょろっと出たのですが、再登場はあるのだろうか…

目的を遂げれば、別れることが決まっている2人。
それをどうにかするんだろうけど、今後の展開が楽しみなような心配なような…
あとベツコミだからきっとキス以上まで発展するでしょうね。今の所ないけど。

地縛少年花子くん4巻感想
最近よく漫画読んでて、花子くん4巻はここ2日で何度も読み返しました。
結構知りたい謎を少しずつ明かしてくれるから嬉しい作りだと思う。
先が気になる!

ちょっと忘れてて3巻も読み返したんだけど、
寧々と花子くんの目的は、七不思議の中には裏切り者がいて、そいつが怪異の噂を勝手に変えてめちゃくちゃしてるので見つけ出して依代を壊す、ということだった。

で、4巻で噂を捻じ曲げてる3人組が明らかになります。
1人はミステリアスな美少女のサクラ。
1人はチャラ男で女たらしの夏彦。
そして最後の1人は、無邪気で、残酷で、花子くんと同じ顔をした少年の怪異「つかさ」。

どうやらサクラが前話してた「花子さん」はこのつかさのことのようだけど。
つかさは、花子くんこと柚木普の双子の弟っぽい。
花子くんが生前殺した相手が、弟であるつかさらしい。
結構核心に迫る謎が明らかになりました。

でも、3巻の話の流れだと、怪異の噂を捻じ曲げて流す裏切り者の七不思議がもう1人の花子さんであるつかさってことになるんだけど、それはちょっと違うんじゃ…と思ってまして。
まず花子さんが2人も七不思議にいるのもヘンだし、七不思議は一応皆仲良いはずなのに、メンバーであるつかさを見ただけで怯える七不思議のリーダー花子くんってのもオカシイし…
そもそもつかさと花子くんは死後どんだけ面識があったのか?
なぜ、このタイミングでつかさは現れて、花子くんに精神攻撃を仕掛けてくるのか?
私はてっきり花子くんが殺した相手は花子くん本人か、親かと思ってましたよ。
まさかの双子の弟。しかも弟まで死後怪異になってる。
ガマンすることをやめたとか言ってたから、花子くんの生前の日頃のケガは弟のせいだったのか?
何がどうなって殺しちゃったのかはまだよくわかりませんが、確かに控えめに言って小憎たらしい弟さんですわ…

サクラと夏彦も霊が見える体質らしいけど、その目的は全く不明。
つかさとは協力関係みたい。

まさかの同じ顔のキャラが出てくるとは思いませんでしたよ。
てか顔だけだと本当に区別がつきにくいぞ…

5巻は来年らしい。
気長に待ちます。
鰤を読んでました
部屋の片付けについでに、就職して以来全く読んでなかった鰤ことBLEACHを読んでました。
やっぱり自分が中学生のときめちゃくちゃ好きだったから漫画だから、今読んでも思い出補正が大きくて、読み始めたら止まらなかった。
特に20巻まではギャグとシリアスの加減が絶妙で、面白かったのです、本当に。
と言っても、私は20巻からも魅力的なキャラが多く、楽しく読んでました。

そんな私でも思うのは、




ザエルアポロ戦が長過ぎる






ということ。

もう、これが全てです。
作者はきっとザエルアポロが大好きだったのでしょう。
嬉々として描いてたんでしょう。
でもね、いくらなんでも長いよ。
これでかなりダレちゃったよ。
長い割に20巻までの話の方が密度が濃くて面白かったんだよ。

楽しく読んでたけど、45巻までしか持ってない。
30巻頃からは何度も読み返さなくなった。
てか35巻だけ抜けてることに気づいた。

私プリバロンエスパーダの人が好きでして。
100番台の人たち。
チルッチとか。
彼氏はフィンドールのエサクタ!がお気に入りらしくてよくLINEで使ってきます。
あとヴァイザードの皆さんも大好きです。
だから破面編も捨てたもんじゃないんです。

いろいろ通して読んでると檜佐木とかいいよね。
元々そこそこ優等生で、訓練で虚に襲われて、それから戦いが怖くなって、乱菊に声かけられないヘタレで、東仙をなんやかんや慕ってて、それであの拳西に憧れて見た目は派手にしようとしてるんだけど、根が暗くて繊細な性格を現したような斬魄刀。
吉良とはまた違った暗さがあるのよね。
ある意味死神らしい。
命を刈り取る形をしてるだろ?(笑)
何気に出番も多く、好きです。
副隊長なのに弓親にやられちゃうとこも好きです。

なんやかんやで鰤は嫌いになれない漫画です。