地爆少年花子くん Gファンタジー7月号掲載分感想
今日は朝から地震で大変だったけど、やっと一息つけた。
楽しみにしていたGファンタジー7月号も無事に到着しました。
漫画雑誌買うのなんて久々すぎる。
ペラペラめくっていったんだけど、やはり今のところは花子くんだけ読んでしまうなぁ。

それではネタバレ感想いきます。




前回、前々回に引き続きエソラゴトが続きます。
今回画面の作り方とかがいつもと全然違うなと思いました!
今思うと、花子くんといえば独特のレトロでごちゃっとした世界観やかわいくも恐ろしい怪異たちが特徴的な画でしたが、今回なんて特にもっけちゃんなどの怪異を一切排除した、フツーの学生生活、夏の青春を強調していたように思います。だからこそ違和感というか。

前回、前々回でごく当たり前のようにクラスに馴染む花子くんとミツバ。
寧々と光はプール掃除で合流し、お互いの記憶を確認。
やはり自分の記憶はおかしくないと安心して堅い握手を交わします。
この回の寧々はいつにも増してかわいい。どうした!?

光はミツバが生きている今の状況のほうがいいんじゃないかと呟く。
そこへ、花子くんこと普が現れ、2人に掃除をサボってる罰として水をかける。
人魚の呪いで魚になることを恐れる寧々だが、水に濡れたのに鱗が現れないことに気づく。
どうやらこれも、今の不思議な状況と関係あるらしい。
何はともあれ、魚になる心配もなくなった寧々たちはプール掃除を始める。
ものすごい青春の1ページみたいな場面が続く。
最初からただのクラスメイトだったみたいに、はしゃぐ普、ミツバ、そして生徒たち。

プール掃除がひと段落し、休憩する寧々のところに光がやってきて、さっきの話の続きをしようとする。
それを邪魔するかのように現れたミツバをテキトーにあしらう。
そのとき、寧々は校内を歩く三つ編みの女の子を見かける。
知らない制服を着て、スケッチブックに絵を描く女の子。
彼女について近くにいた葵と茜にきくと、2人はシジマさんのことを教えてくれる。
シジマさんとは、昔かもめ学園にいたとても絵の上手な女の子で、絵の道に進むのを家族に反対され、卒業前に自殺したという。

場面変わって、塔の中で絵を描く少女(シジマさん)。
葵と茜が自分のことを喋ったのをどこかで感じ取ったのか、ため息をつき、おもむろに葵と茜がそれぞれ描かれたキャンバスを取り出し、失敗作と言ってカッターナイフで切り刻む。

すると、実際の葵と茜も、目の前でまるで石膏像のようにバラバラになってしまう。
突然のことに困惑と恐怖で叫び、泣き出す寧々。
周りに集まってきた普やミツバたちは、バラバラに壊れた葵と茜を見て、「…なーんだ!」と笑い出す。
彼ら曰く、これ(割れること)は珍しいことでもなんでもなくて、20〜30分で元通りになるという。
周りのあまりに軽い反応に、戸惑う光。
寧々は震えながら、こんなのおかしいと訴える。
全く動じず明るいノリで接してくるミツバに、光は掴みかかって、激昂する。
光は、今の状況全部に違和感があり、まるで全部が…と言いかける。
すると、ミツバは別にいいじゃんか、この世界が本当じゃなくたって、と漏らす。
何か知っている風なミツバを問い詰めようとすると逃げ出し、寧々と光はミツバを追いかける。
その騒動を、少し離れて無表情で見つめる普。




…これが7月号のお話でした。
ミツバは今の状況に自覚があるようですね。
私は予想ではこれは怪異のミツバの理想の世界を具現化したものなんだと思います。まぁ、寧々や光や花子くんの、でもあるけど。
三葉惣助の理性の部分を抜き取って作られたミツバは、普通の人間になって普通の学園生活を送ることが望みです。
だからきっと三葉惣助ではなく怪異のミツバかなぁと。三葉のフルネームなんで知ってるのかは知らないけど。
怪異のミツバだから、カメラ持ってないのかなと思ったり…

普はどうなんでしょうね?前々回の描写だと、普は花子くんにしては素直すぎるというか、ピュアで初心なところが目立ちます。
まぁ怪異にならなければ、彼はこんな感じに育ったんでしょうね。
普が嫌いなわけじゃないのですが、元のゲスい花子くんが恋しくなる。
今回目で訴えるというか、何考えてるかよくわからない普くん。
彼は寧々のよく知る花子くん本人なんでしょうかね…
怪異になったことの意味をまだ掴みきれてないミツバはともかく、怪異になってからのキャリアが長い花子くんが、今更人殺しの罪を忘れて寧々のクラスメイトになりたい!そして今のままでいい!とはさすがに思わないんじゃないかとも思う…
まぁそりゃ心のどっかでは思ってるかもしれないけど…
もうちょっと責任感とか罪悪感とかあるのでは…

真実にたどり着こうとする寧々と光を、傍観する普。
普が何を考えているのかさっぱりわからない。
ミツバは今回明らかに寧々と光が話すのを邪魔しまくりましたね。
この世界が絵空事だってことに気づいて欲しくないんだろう。
けど、普は水をかけたくらいで、基本的には邪魔しないらしい。

私は七不思議四番に生徒たちが操られてるのかなーと思っていたんだけど、葵と茜がシジマさんの話をするのはシジマさんの予想外だったみたいなので、1人1人自我はあるみたい。
というか葵と茜がやたら仲良いのが気になる。
茜の理想の世界ではあるんだろうけど。
茜はメガネ外してないから怪異の影響受けてるのかと思ってたんだけど、今回フツーにメガネ外してたんで、どうなんですかね。
ミツバと同じく、この世界がおかしいと気づいていながら、わざと行動しないのか。
けどシジマさんの存在に気づいていて彼女の機嫌をとるなら、そもそも寧々たちにシジマさんの話をしないと思うから、無自覚にこの世界を受け入れてるのかなぁ。

シジマさんが思ったより怖くてびっくりしたよ。
8巻最後では頼まれたら断れないタイプのおとなしい女の子かと思ったし、ちょっと前に出てきたときも、つかさに言われて仕方なくやってるのかなぁと思ったんだけど、都合の悪い発言されたら容赦なかった。
これはもうつかさによって願いの対価に噂を変えて暴走させられちゃってるのか。
いやでも見た目はフツーだからまだ暴走はさせられてないのかな?
彼女の死の真相も、何かまだまだどんでん返しがありそう。

表紙もかわいいしセンターカラー扉絵もかわいいし付録の下敷きもかわいいよー。
まぁ、花子くんっぽいのは表紙くらいですけどね…
エソラゴトなので、なんかひたすら「らしくない」感じが続きます。
今までの話でこんなにお日様の外に出たことあったっけ?というくらい、空だとか日差しだとかが目立ってます。
ああ早くこの違和感から脱出したいようなしたくないような。

ミツバが思ったより早くボロを出したので、これは寧々と普は映画デートにたどり着かないのではないかとヒヤヒヤしてます。
いや、だって本当に学園の外に出られるかわからないしね?
四番のチカラは多分、学園の中でしか作用しないと思うし…
このまま学園内で解決してしまうのかなぁ。

今回もつかさや七峰桜たちは未登場。
けどまぁ話はしっかり進んでるなと。
花子くんはストーリーが割とサクサク進むのが好きなので、これからもサクサクでお願いしたい…

今回きゅんとしたセリフやシーンは特になかったけど、光に駆け寄るときの寧々や、目の前で葵たちをバラバラにされてショックで震える寧々は、すっごくかわいかったです。
ここ最近ヒロイン度が増してきたな…!

来月号はデジタル版で読もうかなぁ。悩みどころ。
地縛少年花子くん 考察追記
1〜8巻とGファンタジー最新号の内容を踏まえて。

5巻を読み返していて気づいた。
過去の普が落としていった鍵がどこの鍵なのかまだ何にもわかってないじゃん!!
私5巻の感想詳しく書いてないみたいだな…

5巻で寧々は中2の頃の普(花子くん)に会ってるわけだけど、普は泣いててケガしてて、足元にはどうも宇宙やアポロ11号に関する新聞記事や本がボロボロにされた状態で散らばってるんですね。
これはつかさの仕業なんだろうなと。
つかさは宇宙や月に憧れる普がめちゃくちゃ気に食わなかったのかなぁと予想。
そして普はロケットのキーホルダーが付いた鍵を落として出ていってしまいます。
そして、わざわざわかりやすくその日が1969年7月18日金曜日だとわかるカレンダーのコマが。

ちなみにこれまでに出てきた普の過去の時間を整理してみると、

3巻で土籠の依代を壊したとき→1969年7月22日(火)
毎日新しいケガを増やす普。
月の石は4歳の頃目の前に落ちてきた石。
「俺達はホンモノだって信じてる」というセリフから、普とつかさにとって思い入れのある石。
つかさも宇宙好きではあるのかも。
18日にはベソかいてたけど、22日には不敵な笑みで「もうどこにも行かないって決めたから」と言う普。
19〜21日の間に何があったんですかね。
21日は人類が初めて月に行った日みたいだけど。
22日になって、あれだけ月に行きたがっていた花子くんが、宇宙飛行士になる夢を捨てた理由。
つかさなんだろうけど、つかさに何を言われたらそんな悟りを開くんだろう。
わからん〜。
この後つかさを殺害するんですよねー多分。
んで自分も死ぬんですよねー多分。

8巻で過去の夏祭りに迷い込んだとき→1964年7月7日
1969年で普が14歳なので、8巻に出てくるショタ普は9歳ですね。かわいい…
現代が西暦何年なのか描写はなかったと思うけど、寧々がスマホでアイドルソシャゲやってたり、1964年を50年以上前と言ってたりするので2015〜2018年で間違いなさそう。
進級の描写がないので、1〜8巻は春〜夏の間に起きたことってことでいいんだよね。
桜が高3、夏彦が高2、寧々が高1、光が中3、花子くんが生前中2か。輝は高校3年だっけ2年だっけ。
桜が学園を卒業しちゃうので作中の時間で1年の間に話は完結しそう。

普の落とした鍵はどのくらい大事なんですかね。
あれで過去が変わったとしたら、普は開けたくても開けられないものがあったまま死んでしまったことになるし…
絶対あの鍵で何か大切なものを開けるタイミングが来ると思う。
花子くんの依代もまだ明らかになってないし。
札の色的につかさかもしれないけど、つかさはモノではないからな。
それこそ花子くんにとって月の石以外に宝物ってあったのだろうか。
「最も思い入れのある品」か〜。
それこそ鍵かけてしまい込んでそう。
花子くんの依代は箱かなんかに入ってて、それをロケットのキーホルダーの鍵で開けると予想!!

あとすっごい今更なんですが花子くんの凶器って包丁なんだけど、もしやつかさを手にかけたのは自宅かもしれないってことですかね。
明らかになってほしいようなほしくないような。
すごい気になるけど。
地縛少年花子くん Gファンタジー5〜6月号分ネタバレ感想
8巻の続きが気になりすぎて雑誌(ダウンロード版)買っちゃいました。
5月号はもう紙の雑誌が売り切れてたので、特にめぼしい付録もなかったので両方Kindleで。
7月号以降も気になれば買うかも。
ただGファンタジーに連載してる他の漫画に今のところそこまで興味がなく…ちょっと割高だなぁとは思います。絵が綺麗な漫画が多いなぁと思うんだけど。
ウェブ漫画ならバラ売りあるんですけどね。
あ、花子くんもコミック配信サイトでバラ売りあるか探せばよかったかな…
カカフカカとかは今は紙の単行本買ってるけど、元々めちゃコミックとかで読んでました。

まずは5月号掲載分からー。
かもめ学園にそびえ立つ不思議な塔。
寧々はいつものように登校して、葵たちと朝の挨拶を交わします。
すると、後ろの席から声がかけられ、そこには…
かもめ学園の制服を着た花子くんそっくりの男の子が座っていました。
彼は生前の花子くんと同じ「柚木 普」という名前で呼ばれ、クラスメイトにも見えて、実体があり、まるで最初からかもめ学園の生きている生徒のよう。
寧々は花子くんの偽物かと疑うのですが、いつもの制服を着ていないというだけで、見た目も中身も花子くんとほぼそっくり。ちょっと花子くんに比べるとウブな感じ。
おまけに寧々のことを密かに想っているみたいで、寧々以外にはその気持ちはバレバレ。
読者からすると、普くんはひねくれ要素のない花子くんって感じかな。七不思議になった花子くんは罪の意識とか生への諦めとかで、ちょっと皮肉屋なところがあるので。
葵いわく、普くんは地学が得意で、隣のクラスに双子の弟がいて、運動神経抜群で、少し背は低いけどちょっとかっこいい(!)らしい。
なんか確かに学帽かぶってるとかわいらしい印象だったけど帽子を常にかぶってないと結構かっこいい系に見えないこともない…
そんなわけで皆の記憶に突然インプットされたクラスメイト柚木 普。

体育の時間、寧々は学園に似つかわしくないアンバランスな塔が建っていることに気づきます。
皆によると入学の頃からある塔で、ずっと建設中だったけどもうすぐ完成するらしい。
寧々だけが皆の記憶と相違があるので(七不思議であるはずの茜くんもおかしくなってる)、寧々は自分の花子くんの記憶こそが非現実的でおかしいのではないかと思い始める。
そんなとき、普から皆の前で映画に誘われる寧々。
ペアチケットをもらったけれど、弟は映画館苦手だし、寧々が好きそう(ハムスター宇宙大戦争)だからよかったらどうかと。
あまりに真剣なお誘いに、これはデートの誘いなのかと聞くと、答えはYes。
照れまくる普にドキドキが止まらない寧々。

場面変わって学園の不思議な塔の中では、前話で出てきた七不思議の四番の女の子が、絵の具で絵を描いている。
「気が進まないなぁ」という言葉から、学園に起こっている現象は彼女が原因の様子。
彼女の足元は塔の上なのに水が張っていて、塔の中は境界の中だとわかる。
学園はどうなってしまうのか…?というところで次号に続く。

タイトルの「エソラゴト」というのが最後の最後で意味がわかる、そんな回でした。
花子くんが現代に生きている世界、花子くんか、寧々が心のどこかで願ってるかもしれない世界を、七不思議の四番のチカラで実現させてしまったというわけですね。
これはつかさの指示っぽいので後が怖いですね。
君たちはこれを望んでたんでしょ?とか言われそう笑
読者としてはこの展開は思い知らされて辛いです。
花子くんが生き返って学園生活送ることなんて、絵空事なんですよね。漫画とはいえど、ルールがあって。
私は物語の中で起こしていい奇跡ってせいぜい一つくらいだと思います。そして、奇跡を起こすにはそれなりの代償がいるんだろうなと。
花子くんの場合、花子くんが弟殺しの罪から解放されて、ちゃんと成仏すること、そして、寿命が近いヒロイン、寧々を救うことが基本的な目的だと思うんだけど、寧々を救うには花子くんが何らかの代償を支払うしかないと思う。そして、寧々が助かるってことは、花子くんは人間になることはないだろうなって。
どんだけがんばっても、寧々の子供として生まれ変わるとかがギリギリじゃないですかね…
それでもハッピーエンドなんだろうけど。

それはそれとして、見てて切ないけど生身の花子くん(普)と寧々が普通に学園ラブコメしてるのはかわいい。
ほんとにこうだったらいいのになぁ。
つかさは隣のクラスにいるっぽいのが怖い。
今回は結局出てこなかったけど。
普は花子くんの記憶を失ってるんでしょうか。
普が寧々を好きというのが、花子くんの本当の気持ちなのか、寧々の理想の姿なのか、謎ですね。
まぁ、1〜8巻読んでる限り、なんの障害もなければ両想いに近い関係なんだけどな。
花子くんは光に嫉妬してるし、寧々は見た目がタイプじゃないと言いつつしっかりドキドキしてるし。
萌えるけど、ただの絵空事なんだと思うと辛いです。
日曜に映画を見に行く約束をして、学園の外に出れなかった花子くんだけど、普は外に出ていけるんでしょうか?



続いて6月号分。
今度は光に視点が移ります。
というか、6月号分には花子くんも普も寧々も出てきませんでした。
中等部の話になります。
光が朝早く日直で登校すると、そこには先に日直の仕事を始めているミツバの姿が。
ミツバはカガミジゴクの境界にいるはずじゃ?と、光は何を企んでいるのかとミツバを問い詰めます。
すると、おなじみのクラスメイト、横尾と佐藤が現れ、惣助をいじめるなと。
惣助とは生前のミツバの本名、三葉 惣助。
去年の冬に事故で亡くなったはずなのに、クラスメイトたちの記憶からそれは消えて、1年から3年まで同じ学園で生活していたことに。
光はミツバが七不思議のチカラで人間になりすましたのかと推理し、もうつかさの元には帰さないと宣言するも、今のミツバは元の自分が死んだことも怪異として復活して七不思議に成り代わったことも覚えていません。
光は、目の前のミツバが怪異のミツバなのか、それとも、自分が助けられなかった幽霊の三葉惣助が生き返ったのかわからず困惑します。
次号に続く。

6月号のほうが少し内容が少なく感じました。
けどこれも辛い展開ですね。
光は幽霊のミツバを助けられなかったから、たとえ別の存在だとしても、同じ性質を持つ怪異のミツバをなんとしてでも助けたい。
そう思っていたら、生きていて元気なミツバが現れるなんて、願いが叶ったような、拍子抜けなような感じ。
これ以上ない幸せなはずなのに、この先が不安でしかない。
ミツバもまた、ここに存在してはいけないから。
どんなに願っても叶うはずのないことを実現させるなんて、四番のチカラはなかなか残酷ですね。

あとちょっと余談ですが、あいだいろ先生が巻頭のコメントで、8巻のテーマは初恋泥棒と言っていました。
これは過去の世界に来た寧々と、生前の小学生の頃の花子くん(柚木普)のことですね。
つまり寧々はタイムスリップして普くんの初恋を奪ってしまったんですね。罪な女だ。でこちゅーまでしてたし。
もしこれで過去が変わったとすると、花子くんは最初から寧々を知っていたのかもしれませんね。なんてたって初恋の人なんで。
浴衣の寧々にやたらドキドキしてたのも、初恋のねねおねーさんを思い出したからか!?
花子くんと寧々の出会いがどんどん運命的なものになっていく。その分最後がどうなるのか…想像すると辛い。
どうか幸せな結末を…
来月号は花子くんが表紙、巻頭カラーらしいので楽しみです。

地縛少年花子くん 8巻感想
めっちゃ楽しみにしていた花子くん8巻、Kindleで早速買って読みました!
Kindle版でも発売日すぐ読めるの嬉しいー。
青楼オペラは若干待たされるので…

7巻が結構個人的にショッキングな内容だったので、8巻は前半部分に胸キュンシーンが多く、かつ話もちゃんと進んでいて良かったです!
花子くんがちゃんと活躍してるのが嬉しい。

あと1〜7巻を読み返すといろんな発見があって面白かったです。
結構2〜3巻で出てきた伏線が最近になって意味がわかるようになっていたりして。
というか3巻までに主要な登場人物がほとんど出ているのでめっちゃ内容が濃く感じますね。
ミツバが出てくるのは4巻だけど。

8巻の七夕祭りは16時の書庫で読んだ未来の記述…のところでいいんですかね。
屋台巡り、手繋ぎ、小学生時代の普に足が太いと言われたこと…別に失恋はしてないと思うけど。

あと8巻の最後に出てきた四番さん、ちゃんと七不思議全員集合シーンで序盤からはっきり描かれてる女の子ですね。
これで判明したのは
一番…時計守(蒼井 茜)
二番…ミサキ階段(ヤコ)
三番…(ミツバ)
四番…8巻最後に出てきた女の子
五番…16時の書庫(土籠先生)
六番…?
七番…トイレの花子さん(柚木 普)

…ですね。
当初の話では七不思議の中に裏切り者(噂を捻じ曲げて怪異を暴走させている者とその協力者の人間)がいるという話だったので、まぁこれでほぼほぼ六番目の怪異が犯人で決定…っぽいですね。
四番さんはつかさに無理やり連れてこられた感じがするので。
そして、噂を捻じ曲げてるのはサクラや夏彦、そしてつかさだとわかっているので、六番目の怪異は花子くんの弟、つかさってことでいいのかな。
サクラの目的は謎なんですけど、あまりヒトが幸せになろうが不幸になろうがどっちでもいいと思ってそうな子に見えるんですが、裏はそうでもないのかなぁ。
けど8巻ではミツバの歓迎会をやってあげてるあたり、怪異に対しては優しい子みたいですねぇ。
花子くんと同じく、対価を払って願いを叶えてもらう契約を交わしている…のですが、確かつかさって死者の願いを叶えるんだったよね!?
ということは、サクラは実は死んでいて、生き返ることを願ったのかもしれませんね。
夏彦は多分何も考えてなさそう。お嬢ファーストだし。

あと未だに明らかになってない…というかここまで来るとつかさの正体と一緒に最後の最後までいかないと明らかにならなそうなのが「花子くんはなぜ未来を捨てて死んだのか?」「本当につかさを自分の手で殺したのか?」「殺したとしたら、一体二人の間に何があったのか?」という謎ですよ。
3巻あたりからヒントはめちゃくちゃ出してくれてるんだけど、サッパリわからん。

・柚木 普は星が好きで、宇宙飛行士になりたがっていた(8巻で判明した事実)
・土籠が彼の未来の記述を読むと、将来はかもめ学園の理科の教師になっていた
・しかし、中等部に上がってから普は沢山ケガをするようになった(おそらくケガの原因はつかさだけど、理由はまだ不明。つかさは普に遠くに行って欲しくなくて、過剰に束縛していたのではないかと思われる)
・つかさは自分の思い通りにならないと暴れるらしい(8巻、小学生の頃の話だけど)
・普はおそらくつかさのことが大切だから、どんなに傷つけられてもその名前を出さなかったし、自分が許すと言っていた
・中等部のとき、大切にしていた「月の石」を土籠に託して、もうどこにも行かない(=学園から出ない、またはつかさのそばから離れない)と宣言
・このすぐあとおそらくつかさが死亡、普もあとを追って死亡?

この後の話なんだけど、よく読み返してみると光のおばあちゃんが花子くんを一回封印していたみたいなんですよね。それで何十年も花子くんは出てこれなくて、死期が近い寧々の呼びかけによって封印が解かれたと。
花子くんは自分でも初心者と言ってたけどほとんど誰かの願いを叶えたことはなさそうだ。
光のおばあちゃんが現役だったころって何十年も前だろうけど、花子くん自体怪異になってからせいぜい50年弱くらいだし。
私は封印されてたからほっぺたに「封」があるんだと思ってたんだけど、後々読んでいくとあのほっぺたの札は七不思議の依代の札かもしれないんですよ。
安易な考えだけど、依代は最も大切なものに貼られてるので、花子くんにとってはそれがつかさ、つかさにとっては花子くん(普)で、お互いがお互いを依代にしてんじゃないかと。
そうだとしたら、つかさが七不思議だと判明した時点で花子くんは自分のほっぺの札をはがせば全て解決ですね!笑笑

あんまり8巻の話してないな!
予告カットやら表紙やらでテンション上がってたんだけど、久々の花子くんのわかりやすいデレが見れてよかったです。なんてかわいいんだ。
花子くんは生前は中学生だけど死んで何十年も怪異となっていて、本来の年齢だと一つ二つ年上にあたる寧々(高校1年生)と絶妙なバランスというか年の差というか、いいですね。年下なんだけど年下じゃない感じ。
前から光を牽制してるところはありましたが、こんなにわかりやすくジェラシー燃やしてるのは多分初めてでは?
というか、光が寧々を好きなことはやはり寧々以外にはバレバレのようで…
寧々はいつもめっちゃ酷い目に遭ってるけどとにかくかわいくて花子くんや光が守りたくなるのはすごいよくわかります。そしてちょっといじめたくなるのもわかります。
浴衣のシーン、いつもと違う寧々もうまく褒められなかった花子くんも両方かわいかった。
4巻とか7巻とか読むとシリアスで落ち込むけど、本来は花子くんの表情や仕草にひたすら萌える漫画だったな…と再確認。

正直、光と寧々もお似合いだと思うしかわいいカップルだなとは思うんですが!
最後は花子くんと寧々にくっついてほしいなと思う…
しかしお話的にはそんな都合よくいかないよね…
やはり花子くんが本来自分が生きるはずだった寿命を寧々に与えるエンディングが妥当かな…
寧々が死んだり怪異になったりするのはあまりハッピーエンドではないよね…
あ、でも蒼井くんみたいになるのはアリかも。
寧々が2代目トイレの花子さんになるエンドとか。
しかし花子くんが罪を償えば地縛霊でなくなるというのは条件が曖昧すぎてわからんね。
花子くんが自分で自分に課した条件なのかもしれないし。

8巻は寧々の「花子くんのことを知りたい」というのもショタ花子くんとのやりとりで進んだし、ミツバの話も進んだし、本題の七不思議の一人も出てきたし、話はかなり進んだのではないかと思います。
そして9巻の予告がまたまた!?!?な展開で。
花子くんが今のかもめ学園の制服着てるとか…また都合のいいエンドを妄想してしまう。
そりゃ皆生きて学園生活できたらそりゃ幸せなんだけどね。
寧々も何度も読者に言い聞かせるように言うんですよ、でも花子くん死んでるし。幽霊だし。幽霊の彼氏とか少女まんがみたいだしって。
ということは、花子くんとは付き合わないだろうなと思うんですよ。
いくら二人ともドキドキしたってね。
どうでもいいんだけど花子くんは体温がないのにドキドキはするんだね。幽霊にも心臓あるのか?

生前の花子くんと何度か顔を合わせている寧々だけど、夢の中とはいえ、この接点が今の花子くんに関係あるのかな?と思い始めました。 過去の事実が実際に変わってるのかはわかんないけど、小学生の普は境界由来の短冊を使って「寧々にもう一度会いたい」と願ったから、今二人が出会っているのかな、とか。
もっと言うと、花子くんが寧々を助手にしたこと、寧々に特別なチカラがあるらしいこと、寿命のこと、全ては運命的に決まってたことだったとか。
花子くん、寧々の秘密をいろいろ知ってるはずなのに小出しに言うんですよねー。寿命のこととかも。
秘密にしてることに罪悪感があるのか、ちょいちょい話そうとはしてくれるんだけど。
土籠が寧々のことをカンナギの娘というんですが、花子くんはそれを俺の助手ってことだよって説明するんですが、んん?と思う場面だよね。
寧々に特別なチカラがあってそれを隠してそんな言い方をしたんじゃないかなとか。
謎が謎を呼びますねー。
このペースだと全10〜12巻くらいになるのかしら。
続きが気になって雑誌購読したくなる。
この愛は、異端。2巻感想
久々に発売日を楽しみにしていた漫画。
深夜にダウンロードして読んでしまった。

おお!そうきたか!という感じです。
かなり恋愛漫画してます。
というか、恋愛漫画ですねこれ。

最高の状態で魂を手に入れるため、よしののそばにいて思う限りの幸せを与え続けてきた悪魔ベリアル→バアル。
愛という感情はないとか、家族ごっこをしてきたのも全ては魂のためとか言いつつ、完全に情が湧いてしまってる様子。

上司のサタンに人間に情を移すなと忠告されますが、多分もうかなり手遅れですね。
よしのを慕う旭くんを執拗に苦しめるのも、悪魔らしい残虐な行動ではなく、まるで嫉妬に狂った人間の感情+悪魔の能力だったと。

旭くんはよしのに一度関わってしまった以上、せめて自分のできる範囲でと、よしのを助けようと行動を起こします。
旭くんほんとにいいやつだったんですね…よしのとお似合いだと思うけれど、今のよしのがいるのはほとんどバアルのおかげなので、やはりよしのはバアルと結ばれるのが自然かな。

嫉妬に狂い、何が何でも旭くん抹殺するマンと化したバアルに対して、処女を捧げる契約を結ぶよしの。
あんなに嫌がってたのにあっさり契約を持ちかけたよしのに、そこまでするほど旭を愛してんのか、私が嫌なのかとショックを受けるバアルだったのですが…

なんとも少女漫画のような古典的な勘違い&すれ違い。
よしのは旭くんのことが気になってはいましたが、これ以上自分の両親のように、自分を思ってくれる人に死んでほしくないという気持ちから契約を持ちかけたのでした。
不意に旭くんにキスされて、自分の本当の気持ちに気付きかけていました。
それは、自分が悪魔であるバアルを男として愛してしまっていること。
けれど、愛を知らないバアルは絶対に自分を愛さない。心から結ばれることはないとよしのは思っています。
だから、心を許さず、自分の気持ちを悟られないよいに振舞います。
バアルはというと、よしのと旭くんがキスをしたという事実はどこかから見れていても、よしのの心の変化までは知ることができません(心が読めないことは1巻ではっきり明示されている)。
よしのが旭くんを愛していると勘違いし、それがショックすぎて、よしのに絶望を与えてその身体も心も魂も穢しつくす好機だったのに、結局よしのの身体を奪うことはしませんでした。悪魔なのに…

更に、2巻ではよしのがバアルから離れようとする展開も。親離れ…なのか?
よしのはバアルが自分を愛することはないし、バアルと人間として幸せな家庭を築くことは不可能だと考えているので、バアルにそれなりの対価を支払い続けながら、他の相手と結婚し子供を作るという人としての幸せを願います。
そして、最後の対価として、幸せの絶頂にバアルにその魂を捧げると。
しかしバアル、この願ってもないwin-winな契約もサインし終わる直前に破棄してしまいます。

バアルが当初予定していた通りの契約を2度も反故にし、青年漫画的にも期待されるシーンにおいて寸止め展開が来るということは、よしのとバアルが真に心を通じあわせない限り、最後までしなさそうです。
両想いにならないと最後までしないとか、TL漫画よりもよっぽど健全に思えてしまう。
とにかくストーリーの動機付けがうまいなぁと感じます。
よしのの本当の願いと、バアルの本当の望み。
なぜよしのは本当の願いを口にできないのか、バアルが本当に望んでいることに自覚できてないのはなぜなのか、読者にわかりやすく表現されていて、説得力があります。
愛という感情を神から与えられていないはずのバアルが、恋愛映画を見たり、毎日よしのをキスして抱き締めるだけで満たされたり、愛を知らない悪魔が少しずつ愛について手探りで学んで行くような、そんな展開に萌えています。
正直バアルはよしのに対しては父親のように優しいフリしてよしの以外の女性、よしのの両親、旭くんなどには容赦なくて、やはり人の心を踏みにじる悪魔なんだとは思っていたけれど、今思えば最初からよしのには甘く、アルバム作りや料理、対価にしてもよしのが嫌がることはしなかったあたり、元から誰よりも愛情深いのかもしれない…
よしのがバアルを呼び出す前、幼い頃から天使の姿で現れていたようだし。
本人に自覚がないので、どこから家族のフリではなく、真の愛情に変わったのかは、わからないけれど。

2巻を読むとよしのとバアルがお互いの気持ちを伝え合って末永く幸せに生きていくエンディングがうっすら見えました!全力でこのカップルを推していきます!
物語の最初からよしのはバアルのことは嫌いじゃないと言ってたし、よしのはバアルへの異性愛に気づいたのだから、あとはバアルが自分の中の愛情に気づけば全て解決!

あと悪魔が主役の漫画には悪魔祓い屋or天使が悪魔討伐に来る展開がおなじみですが、やはりこの漫画も敵として天使がバアルを消しにきそうです。
ダークファンタジーだとバアルが死んで、よしのの身体にはバアルの子が…みたいな終わり方もありそうだけど、この漫画絵柄は耽美だけどノリは結構明るいよね…旭くんも死ななかったし。旭くん幸せになってくれ。
だから2人とも生きてハッピーエンドあるんじゃないかなぁと思ってます。

同じ作者の別の漫画も読みたくなりました。
青年漫画の胸糞悪さがなくておススメです。
よしのの不幸設定は青年漫画っぽいけれど。
2巻は、恋愛漫画です。ラブストーリーです。
3巻楽しみに待ってます。